2016年

5月

03日

旅日記 in ベトナム

人生初の東南アジア。

 

19世紀にヨーロッパ諸国の植民地となっていたベトナム。

 

西洋の文化とベトナムの文化が混ざり合い、そこはヨーロッパでもなくアジアでもないまったく新しい世界が広がっていました。

 

     そこで暮らす”ヒト”と”モノ”。

 

今回の旅の道中、不便なところもありましたがかえってそれが新鮮に感じ、『日本』という国がどれだけ”モノに囲まれていて、その1つ1つをちゃんと大切にしているのか?”を再確認する事のできるとても為になる旅となりました。

 

本日から【旅日記 in ベトナム】スタート致しますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

今回の旅はベトナム・ホーチミン。ヒトの強さをあらためて感じたいい国でした。 ではまた 。

 

      little vintage  新谷学

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2016年

5月

04日

旅日記 in ベトナム part2

日本を朝の8時に出発し、なんやかんや(乗り継ぎの為、一度台湾の空港に寄って恒例の珈琲じゃんけんをするなど)して、夕方の4時ぐらいに待ちに待った目的地のホーチミン空港に到着。

 

思っていたほど湿度は高く感じられなかったが、さすが熱帯地域。

陽はだいぶ落ちかけているのにもかかわらず、肌に纏わりつくような暑さが感じられた。

 

僕らはホテルへ向かう為、ひとまずタクシーを探すことに。

歩いているとひとりの女性が声を掛けてきて、なにやらこのタクシーに乗らないかと言ってきた。

日本でベトナムの通貨のことは予習してきたつもりだったので、金額を聞いてビックリ!!

 

どこの国でも日本人に対する考え方(お金を持ってる国)は一緒のようだ。

 

すぐさま『NO』と一言。(彼女はとても不機嫌そうな顔をしていたが)

別のタクシーの運転手に話しかけ、再び交渉。

 

これまたジャパニーズプライスを言ってきたので、『NO』と一言。

別をあたる動きを見せると、運転手が何やらニヤついた顔で新たな金額を言ってきた。

 

驚くことに最初に言ってきた運賃の半額だったのだ!!

 

なんともまぁ『ぼったくりな国だなぁ。』と思いながら、そのいい加減なタクシーに飛び乗り、いざ!ホテルへ。

。。。僕は目が点になっていた。

何故かと言うと、目の前に広がる光景にだ。バイク・バイク・バイクの群れ。

我先へと家路を急いでいる。

 

話では聞いていたが、その何十倍もの量のバイクだ。

 

日本の様な思いやりのある運転などそこにはまったくなく、信号なんて関係ない。車間距離なんかとるきもない。クラクションなんか気にしない。

ホテルに着くまでに何十回・何百回『あぶない!』と叫びながらあるもしないブレーキを踏んだことか...。

(その為、まったくホテルまでの景色を堪能出来なかった。)

(一応、頑張って撮った写真)

(女性も男性並みの豪快なドライブテクニック。)

生きた心地がしなかった中、ようやくホテルに到着。

まだ何もしていないが、とにかくカラダが疲れていたため早々とチェックインをし、しばらく休憩をとることにした。

 

ベトナム到着後、こんなにも刺激的なことが次から次へと。

夜になったらどんな楽しいことが待ち受けているのやら。

 

そんなことを期待しながら今回はここまで。。。

次回は"ホーチミンの夜"をお送り致します。

 

みなさん、どうぞお楽しみに!!

 

     little vintage 新谷学

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2016年

5月

05日

旅日記 in ベトナム part3

陽もだんだんと落ちてきたせいか、通りにいた人々も帰宅したみたいでホテルの前の人通りはすっかり少なくなっていた。

 

しばらく休憩をとった為かすっかり元気を回復。

それと同時にお腹が『グゥ~。』と鳴っている。食べ物を欲しているのだ。

今回の旅の目的の1つ、ベトナムと言えばそう! PHO(フォー)

パクチーが大好物な僕らは居ても立っても居られず、本場のPHO(フォー)を求めてホテルを後にした。

中心街へと歩いていると、そこは自分が想像していた東南アジアではなくとても都会的な街並みに正直驚いた。

 

何と呼べばいいのか分からない単語が煌びやかに街を照らし、ネオンの看板が手招きをするかのように外国人観光客に向かってゆらゆらと怪しく輝いていたのがとても印象的だった。

てくてく歩いていくうちに市場のような建物が通りに現れ、人々が吸い込まれていくようにその中へ。

僕らもその一部のようになった感じで中へ入った。

 

照明をこれでもかって言わんばかりにガンガンにつけたお店が所狭しとズラリと並んでいる。(とにかく眩しすぎ)

とにかく旨そうなPHO(フォー)を目指し、陳列されているものや食べている人のお皿を覗き込んでは『ここでもない・あそこでもない』と意見がまとまらず、なかなか決めきれずにいた。

するとそこに、1人の女性が流暢な日本語で『お兄さんどうした?』と話しかけてきた。

 

この旅の最大の素敵な出会いで、名前を【ワンさん】という。

(市場の近くにあるお土産屋さんで働きながらネイルなどの仕事もしているらしい。)

 

ここぞとばかりに『ココで一番美味しいPHO(フォー)はどこで食べられる?』と聞くと、『うん、あそこねー。』とすぐさま教えてくれ、しかも頼んでもないのに僕らを席まで案内してくれた。

 

待ってましたと店員さんにPHO(フォー)を大声で注文。

せっかくなのでワンさんも一緒にどうかと言うと、手慣れた感じで『コレとコレ!』と素早く注文していた。

少し待っていると、食欲を掻き立てるのか分からないような花柄のテーブルクロスの上に待望のPHO(フォー)が置かれた。

 

明らかに日本で見るものとはまったく違っていて、スープの色・香り・味とずば抜けてパンチが効いていてとても美味しそうだった。

興奮している中、早速いただこうとすると『ちょっと待って』とワンさんが割って入り何やら調味料や香草を大量に器に入れ、どうぞ召し上がれと言わんばかりの満面の笑みを浮かべていた。

こちらも笑顔で返し、ようやく食べる事が出来た。

 

口いっぱいにコクのあるだしとパクチー特有のクセになる味が広がり、今までに食べた中でダントツに旨かった。

色んな話をしていくうちにワンさんと仲良くなり、ひょんなことから明日からワンさんがガイドをしてくれることに。

右も左も分からない土地で偶然出会い、すぐに意気投合するところなどが旅の醍醐味でもあるとあらためて感じさせられた夜だった。

 

夜も更けてきたので今日はここまで。

 

次回は”ベンタン市場”をお送り致します。

 

どうぞお楽しみに!! 

 

    little vintage 新谷学

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2016年

5月

06日

旅日記 in ベトナム part4

運命の出会いから一夜明け、清々しい朝が僕らを待っていた。

 

飛び上がるようにベッドから起き上がりササッと準備を済ませ、朝食を求めホテルを後にした。

てくてく歩いていると目の前に、なにやら食堂みたいなお店が(ただ路上にテーブルとイスが置かれているだけ)

そこに笑顔全開の可愛らしいおばちゃんが手招きをしている。

 

『ココにしよう!』と即決し、メニューも何もない”路上食堂”でほぼお任せで注文を済ませた。

昨夜の思い出話で盛り上がっていると、注文していたものが出来上がったらしく、まったく分からない言葉を言われながら運ばれてきた。

 

1つ目は目玉焼きにフランスパン。

元々フランス領だったベトナムは、暮らしの至る所に古いヨーロッパの面影が残っている。このフランスパンもその1つで、とてもふっくらしていて噛めば噛むほどに小麦のいい香りが口いっぱいに広がった。

 

2つ目は僕らの大好物のPHO(フォー)。

少し厚めの牛肉が入っていて、コクのあるスープにライムを絞って、あっさりでスルッといける一品。

 

お腹も落ち着き、笑顔の素敵なおばちゃんに別れを告げて、本日の目的地である『ベンタン市場』を目指し出発!!

(まるで、ジブリ映画に出てきそうなちょいと洒落た朝食だ。)

(お皿の色とパクチーの風味がとてもマッチしていた。)

ヨーロッパの文化が色濃く残る建物群やものすごい量のバイクが走る横断歩道を越えていくと、綺麗な公園に着いた。

 

そこは近くに住んでいる人々にとっての憩いの場みたいな場所だった。木々の隙間からこぼれ落ちる陽の光がなんともやさしく、気付いたらいつの間にか深呼吸をしていた。

 

先を急いでいる為、仕方なく公園を後に。

(古い建築様式にトタンがとてもいいアクセント。)

しばらく歩いていると、ひときわ開けた場所に到着。

大きな文字で”BEN THANH"と入った建物が人々を迎えるかのように佇んでいた。

 

圧倒されている中『オハヨウ!』とカタゴトの日本語が聞こえ、手を挙げながら近寄ってくる人が。

昨夜、満場一致でlittleガイドに任命された(ワンさん)だ。

まずは換金と、近くの両替屋へ。

任せとけと言わんばかりにワンさんが両替屋に話をつけに。

(聞いていると、ベトナム人の方の話し方はまるで怒っているかのようで何だか面白い。)

 

さらに睨みをきかせたワンさんのおかげで、だまされることもなく無事、両替完了。

準備万端、ベンタン市場へ潜入開始!!

(ベトナムの暮らしがそのまま凝縮されているような空間だった。)

すごい活気と人の量。

 

そして缶詰め状態の店・店・店。(、、、正直言葉を失った。)

 

暮らしに関わるすべてのモノ【衣・食・住】が手に入る。

日本で例えるならば、大型スーパーのようなもの。

(ただしテレビ・洗濯機のような精密機械はない。)

建物の中は、すべてのモノが混ざり合って今まで嗅いだことのない独特な匂いが充満していた。

 

お店に飾っているモノは東南アジア特有の攻撃的な原色を使った配色のモノばかり。

まるで観光客にどれだけ目立てるかの勝負のような光景だ。

余りの人の多さにお客か店の人か分からないぐらい人が入り乱れ、少しでも気を抜くとすぐにはぐれてしまう。

 

ここでもすれ違い様に『何欲しい?』『何探してる?』の大合唱。

ふと立ち止まり商品を触ろうものなら2~3人に囲まれ、強烈なほどの押しの売りがスタートしてしまう有様だ。

 

午前中は雑貨類を回ると決めていた僕らは、ひたすら探しているものをワンさんに伝えて置いてありそうな店を回り、強烈な押しの売りを跳ね除けながら店主と交渉するをひたすら繰り返していった。

 

そうしているうちに昼の12時を過ぎ、いつにもなくせっせと動き回った僕らはまたもやパワー不足になり、仕事熱心なワンさんに『お腹すいた。』と話をすると『ワカッタ・ワカッタ』と言われ、何を食べたいかと聞かれた僕らは声をそろえて『PHO!』と答えた。

僕らはもはやPHO中毒に侵されていた。

 

こうして急遽、ベンタン市場グルメツアーがスタートしたのである。

さてさてお次はどんな面白い事が待っていることやら...。

 

そんなことを期待しながら今日はここまで。

 

次回は”ベンタン市場 後編”をお送り致します。

 

みなさんどうぞお楽しみに!!

 

    little vintage 新谷学

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